なべとびすこのなすべきこと

やってみたいをやってみよう。短歌を中心にいろんなことをやっている歌人のブログ。

ミソヒトサジ1周年記念コンテスト「ミソコン」優秀者発表!

10月に開催した「短歌カードゲーム ミソヒトサジ」のコンテスト #ミソコン の優秀賞を発表します。

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ミソコン
「ミソコン」はざっくり言えば、ミソヒトサジで作った名作短歌をTwitterで発表しよう!
なべとびすこと天野慶さんとユキチさんがそれを審査するよ!という内容です。
詳しくは↓
 
そして、コンテスト期間の31日間でTwitter上に140首ものものミソヒトサジで作られた短歌が投稿されました。
参加してくださった皆さま、本当にありがとうございます!
そして、ミソヒトサジ制作者の私、なべとびすこと、ミソヒトサジのイラストを担当したユキチさん、また歌人として活躍されている天野慶んの3人が、全作品を作者を伏せた状態で、純粋に短歌だけを見て審査させていただきました。
それぞれが、本当に自分の1番が良い!と思った歌を選びました。
優秀賞を発表させていただきます。
 
【なべとびすこ賞】
イエーーイ!!渡りきったらのぼり棒虹色に塗りリンボーダンス
(作者:ルイージ店長  さん)
 
〈選評〉
縦に伸びるのぼり棒を、虹色に塗って横に倒せばリンボーダンスの棒として使えるという発見。
「のぼり棒」はブランコや鉄棒と違って、公園に一般的に置いてあるものでもなく、本当に小学校の中だけにある、子供時代の象徴のようなアイテム。
渡りきってしまって目標を終えたのぼり棒は、普通は多くの少年にとって大人になれば忘れてしまうような存在ですが、虹色に塗ることで新たな生を与えられる。
のぼり棒とリンボーダンスという無関係に見えるカードが短歌の中で1つの点でつながる面白さ。そして、上を目指すためののぼり棒は、リンボーダンスの棒になって、くぐるためのものになる。
この歌はのぼり棒の再生物語であると同時に、少年の成長物語であると言えます。
また、イエーーイ!、虹色に塗り、リンボーダンスという一貫したテンションの高さ。さらには、「のぼり棒」と「リンボー」の「り(ん)ぼう」でしっかり韻まで踏んでいます…。この短歌になべとびすこ賞を贈ります。
 
【ユキチ賞】
ヘイ彼女、絶望してものほほんと
しようじゃないかあの手この手で
(作者:ハイサイ・オ・ジサン  さん)
 
〈選評〉
‪短歌素人ながら審査員として参加させていただきました。
たくさんの応募作品の短歌一首一首に、ストーリーや世界観を想像できて、「短歌楽しいぞ!」と思いました。
その中でも、あのカードたちの組み合わせで、こんなに(個人的に)グサッとくるものが作れるんだなぁと感じ、カード以外の無限のことばの組み合わせでできる短歌の世界っておもしろいかもと思わせてくれたこの作品に決めさせていただきました。‬
社畜に響きます。
 
天野慶賞】
キングオブ気まぐれサラダ道連れに水の底から海老の秘密を
(作者:オオヤマ  さん)
 
〈選評〉
深海から海老を引き連れて、お皿の上できらきらしているサラダ。フォークをプツリと刺すと、海底の潮の流れの勢いとともに、秘密が溢れ出す。まさにキングオブ気まぐれサラダ!
いろんなサラダの歌が出来上がりましたが、シェフの素敵な気まぐれさ、この歌がいちばんでした。
 
 
以上、三首を優秀賞とさせていただきます。
優秀者にはそれぞれ、賞品をお送りさせていただきます。
おめでとうございます!! 
 
#ミソコン は終わりましたが、今後もぜひミソヒトサジで作った短歌をTwitterやブログなどでご紹介ください。
ミソヒトサジはTwitterでの皆様の面白い作品から火がついて広まってきたゲームです。
発売1周年を迎え、初版と定食版を合わせて1000個以上の商品が皆さまの手元に届き、短歌を知らない方も、短歌が好きな方にも、日々たくさんの方に遊んでいただいているのは、作者として本当に嬉しいです。
まだまだ短歌の面白さ、言葉を組み合わせる面白さを伝えるため、取扱書店やゲームショップの方、遊んでくださる皆さまと協力しながら、これからもより多くの方にミソヒトサジを知ってもらえるように頑張っていきたいと思います。
今後とも短歌カードゲーム ミソヒトサジをよろしくお願いします!!
 

歌人は特殊能力者では無いけど

突然ですが、短歌には「詠む」(make)と、「読む」(read)があります。

 

私はこれまでいろんな企画で、初心者でも短歌を「詠む」ためのワークショップなんかをメインに開催してきました。

「短歌カードゲーム ミソヒトサジ」もそういう意図で作ったものだし、他にも、「詠む」ためのハードルを下げたり、恥ずかしさをなくしたり、楽しんでもらえるように工夫したり。

 

でも、当たり前っちゃ当たり前なんですが、短歌の楽しみは「詠む」だけじゃない。

短歌は、「詠む」だけじゃなくて、「読む」のも楽しいんです。

 

短歌をやってる人の「読む」力のすごさを何回も目の当たりにしてきて、その度に「短歌をやってて、良かったー!」って思ってきたので、今回改めて紹介します。

 

短歌では「歌会」というものがあって、やり方は歌会によってちょっとずつ違うんですが、基本の流れは

 ・参加者が短歌を提出

 ・提出された短歌一首ずつについて参加者みんなでコメント

みたいな感じです。

歌会によって、

短歌を匿名で出すか作者がわかった状態か、事前に歌を読んでくるか当日発表か、投票があるかないか、テーマがあるかないか、とか、細かいところは色々違います。

 

とにかく、自分以外の人が作った短歌にたくさんの人が「コメント」するわけです。

そのコメントを聞くのが本当に好きなんです。

自分の短歌にコメントしてもらうのは、「おお、ここ伝わってなかったなあ」とか、「そういう解釈もあるんか!」とか、「ここ工夫したから褒められて嬉しい!」とか、ハラハラしながら楽しく聞いたりします。

でも、他の参加者の歌についてのコメントも楽しいです。

特に、牛隆佑さんの「借り家歌会」では、自分の短歌と、自分が好きな短歌を一首ずつ持ち寄る形式なので、いろんな名作短歌に皆がコメントするのを聞けるわけです。

 

この前久々に借り家歌会に行ったので、好きな短歌を提出しました。

 

さんざんに踏まれて平たき吸殻が路上に在りてわれも踏みたり/奥村晃作

 

「平たき吸殻」を踏んでも、他の人はたぶん何とも思っていないけど、この「われ」は踏んだことに対して何かを感じていて、それは後ろめたさみたいなものなのか、もしかしたら自分を重ねているのかな、とか。感情は全く書かれていないのに色々伝わってくる感じが好きで選びました。

そして、好きな歌を持っていくと、他の人のコメントも聞けるわけです。

今回も「平たくなった吸殻=人通りが多い場所 で、下を向いて歩いているはず」みたいなコメントがあって、その観点はなかったー!と思ってびっくりしました。

私は平たき吸殻=時間が経っても誰も拾わなかったもの っていう時間の経過を強く感じていたけど、「人通りの多い場所」っていう可能性もあるし、それ以上に「下を向いて歩いている」というところですよね。

だって、「平たい吸殻」なら、足で踏んでも気づかないはず。ということは、下を向いて、目で見た上で踏んだんかー、と。

他の人のコメントでさらに新しい見方が広がるのが楽しいんですよね。

 

また、良さがわからなかったり、意味がわからなかったりするときは、正直に「ここがわからない」と言うと、わかっている人が「ここはこういう意図かもしれません」と言って解説してくれたりします。

 

短歌を始める前、学校で短歌を勉強した時に私が思ってたのは「いや、こんな短い中からここまで読み取れるかいな」ということでした。

「短すぎてわからない」し、「短くてもわかる」人でしか楽しめない文化だと思って、短歌を敬遠してたんです。

歌集を貸した時に、「一般人にはわからない」と言われたこともあります。その人にとっては、歌人は一般人とは違って、短歌を詠む人は、他の人の短歌も「わかる」と思われてるんじゃないか、と。

でも、私が短歌を始める前に、たぶん穂村弘さんの本に書いてあった「別に歌人同士でも全部わかりあってるわけじゃない」みたいなコメントを読んで、「あっ、全部わかる必要はないんか」と思って、気持ちが楽になりました。

 

だから、歌人は「短い中でもなんでもわかっちゃう」特殊能力者じゃないっていうこともわかってるんですけど、それでも「読む力」が高い人もやっぱり多い気もして、というか歌会を重ねてうまくなっていくのかなと思います。だから、短歌をやっている人と歌詞の話をすると色々新たな発見があります。

 

前にTwitterで、ZONEの「secret base 〜君がくれたもの〜」にある「僕は照れ臭そうにカバンで顔を隠しながら本当はとてもとても嬉しかったよ」という歌詞は、「『僕』という一人称の部分で『照れ臭そう』という方は違和感がある」って言ったんですが、短歌をやっている方から、「ここは過去の自分を回想して客観的な目線で見ている場面なのであえてそうしているのでは」という意見があって、目からウロコでした…

「うおー!歌人ってすげえ〜!」と思いました。

 

1年以上前に「好きな歌詞語る会」っていうのをやったんですが、その時に紹介したthe pillowsの「彼女は今日、」という曲の歌詞についても、他の人からコメントをもらって、新しい発見がありました。

nabelab00.hatenablog.com

 

一首でも色んな見方ある、というのは.原井さんの「一歌談欒企画」とかを見てもらっても良いかもしれません。私も参加しています。

dottoharai.hatenablog.com

 

タイトルに書いた通り、歌人は別に特殊能力者じゃないけど、でも単純に短歌ファンとして、「読む力」が高い、短歌をやっていく内に「読む力」が高くなった人って多い気もしていて、その人たちの話を聞くのは本当に楽しい。

ぜひ歌会に行って、色んな人のコメントを聞いたりしてみてください。 

ワークショップ「もしも短歌が作れたら」で作った小説と短歌(2017年11月ver)

牛隆佑さんが毎月コワーキングスペース往来で行っている短歌のワークショップ「もしも短歌が作れたら」で作った小説の冒頭と短歌を載せます。

以前にもこのイベントで作った小説の冒頭と短歌を掲載しました。

nabelab00.hatenablog.com

 

この「もしも短歌がつくれたら」は牛さん主催の初心者向けの短歌ワークショップです。流れとしては、短歌の基本をさらっと解説したあと、それぞれが「小説の冒頭」を書きます。(いきなり書くのは難しいので、お題カードを引きます。クオリティの高い小説を書く必要はなく、あくまで「ふわっと」世界観が伝わるような文章になればOKです)

そして、書いた文章を読み上げて、そこから良いフレーズをピックアップし、5・7・5・7・7のリズム収め、短歌を作っていくという流れです。

ワークショップではお題を引いて小説の冒頭を書きます(その前に短歌とは、の説明も少しあります)。

 それでは、今回作った小説の冒頭です。

※その日即興で作ったものですが、一部誤字や表現は直しています。

 

引いたお題カード→「王様」「水筒」「散歩」
 王様が水筒を持っている姿を想像できない。なんとなく、王様は水筒を持っていない気がする。なぜなら水筒は主に節約を目的として使われるものだからだ。王様は節約をする必要がない。なぜなら王様だからだ。
 王様が散歩の時に水筒を持つような国は、おそらく豊かではないだろう。国民のなかで1番豊かなはずの王様が水筒を持っているようでは、ましてや使い古した水筒の茶渋を落とすために重曹を使っているようでは、万が一にでもスーパーマーケットで大容量のお茶パックを買い込んでいるようでは、その国に未来はない。
 というのは古い考え方ではないだろうか。本当は王様はある程度質素で、多少は慎ましく、国民からいただいた税金を大切に大切に使う人格者であってほしい。
 いや、それはそれで日本的というか、結局足の引っ張りあいというか、王様と同じように、いやそれ以上に全員が質素な生活を強いられて、誰もモノを買わなくなるのではないだろうか。
 おいおい、大量生産大量消費の時代は終わったのだから、最小生産最小消費をするべきであり、全員で慎ましく、小さなしあわせを噛み締めて、味がなくなる寸前まで噛み締め、味がなくなってからも舌をフル稼働させて乗り切るようなのが、真の幸せな国家じゃなかろうか?
「というわけで、王様には明日から水筒を持っていただきます」
 家臣がそう告げると王様は「えっ、水筒って、要る……?」と言いました。常に満たされ続けた王様は、生まれてこのかた、飢えを感じたことがありません。飢える前に食べ物を与えられ、喉が渇く前に水分を与えられてきました。
 そしてなにより、水筒を持つのは王様ではなく、家臣です。王様が重いステンレスの水筒を持つことはありません。
 ということで、王様が水筒を持つ姿は想像できなくて大丈夫です。

 

 

ここから一部表現を取り出して、作った短歌です。

 

水筒を持たなくていい王様と重曹の良さを知ってる家臣
ダイソーの水筒を持つ王様を未来のためにねつ造しよう
日本的あしの引っ張り合いのすえ幸せは顕微鏡で見る夢
王様は満たされ続けていてほしい空の水筒の心許なさ
豊かさの象徴である王様に隠されている小さなひかり
幸せを大量生産してほしいトップバリューで買えるぬくもり

 

以上です。

 

★今後の告知

11月18日(土)14:30〜 短歌で遊ぼう @まちライブラリー Aダッシュワーク創造館

www.kokuchpro.com

 

このイベントでは

「短歌カードゲーム ミソヒトサジ」と「短歌コラージュ」を行います。

※以前の短歌コラージュのレポートはこちら

 

また、ミソヒトサジの説明動画が新しくなりました!

こちらもぜひご覧ください!

www.youtube.com

 

www.youtube.com

 

 

あなたの短歌はどこから?

‪私はハルカトミユキから、です。

というか、そもそも短歌を「知った」のは穂村弘さんでもあるんですけど、というか元々はただのほむほむファンなんですが、

歌集をはじめて買ったのはハルカトミユキのライブの物販ですし、最初のモチベーションはハルカトミユキなんですよね。

 

今日、ハルカトミユキのアコースティックライブに行きました。めちゃくちゃ良いライブだったので、過去に遡って書きます。

※ほぼ自分語りでライブのレポートではありません。

 

Twitterで散々書いてるので知ってる方もいるかと思いますが、ハルカトミユキが、私の短歌を始めたきっかけです。‬

歌人ではなくミュージシャン。‬
‪ギターボーカルのハルカさんとキーボードコーラスのミユキさんの2人のユニットです。‬


‪「短歌やってます」って言うと、「なんで短歌なんですか?」ってよく言われるけど、‬

‪「そもそもなんで短歌始めたんですか?」‬
‪っていう問いに、ヒくほどミーハーな答えを恥ずかしげもなく言わせてもらうなら「ハルカトミユキのハルカさんに褒められたかったから」です。‬

‪ハルカさんがTwitter歌人をフォローしたり「食器と食パンとペン」をフォローして短歌をお気に入りしてるのとかも見てたので、短歌で有名になればハルカさんのところに自然と私の短歌が届くだろうという算段です。‬

‪だから当時の目標は、‬
‪ハルカさんに短歌をお気に入りされる‬
‪ために、‬
‪食器と食パンとペンでイラストをかいてもらう‬
‪ために、‬
‪うたらばとかに頑張って載る‬
‪ために、‬
‪短歌を頑張って詠む!!‬

‪という途方も無い目標を立てて頑張っていました。‬

‪「かばん」をハルカさんが購読してるって知った時は、かばんに入会したいと思ったこともありました。‬
‪とにかく、ハルカさんの目に短歌が触れることが目標だったんです。‬

‪ただ、実際は‬
‪フェスでハルカトミユキのサイン会に行く‬
‪↓‬
‪1回顔を覚えられる‬
‪↓‬
‪ファンレターやサイン会等短歌をやってることも伝える‬
‪↓‬
NHK短歌「ジセダイタンカ」に載り、‬
‪コラムでハルカさんの歌集について書く‬
‪↓‬
Twitterでハルカさんに「歌集について書いたので送っていいですか?」と聞いてリプライをもらい、事務所にNHK短歌を送る‬
‪↓‬
Twitterでリプライが来る!!!‬

‪という流れで、最初の予定よりもストレートにハルカさんに短歌を読んでもらうことができました。‬

‪目標を叶えた後、もはやミーハーな気持ちではなく、単純に「短歌が好き。短歌に救われる人がいるはず。もっと短歌が広まって欲しい」と思うようになって、YUTRICK、ミソヒトサジ、短歌のワークショップ等、活動を続けてきました。‬

 

‪話は戻って、今日のライブのツアータイトルは‬
‪「‬溜息の断面図 TOUR 2017-2018 種を蒔く〜種〜」

‪ツアーはアコースティック編成の種編、バンド編成の花編があって、今日は種編。‬

 

‪今年の春あたり、私はけっこう疲れてて、自分が短歌をやってる意味とか、イベントとかやってる意味とか、ミソヒトサジ作ってる意味とか分からなくなってて、‬
‪仲の良い先輩に「砂漠に種蒔いてる感じですわ」って言ってたんですけど、‬


‪ハルカトミユキが「種を蒔く」って言葉を大きく使ったときに、自分のやってることにも意味があるかもって思えたんですよね。‬


‪そして、蒔きはじめた種がそんなすぐに咲くわけないから、ここでやめたらあかんなとも思いました。‬


‪ジセダイタンカとか朝日新聞に載ったりしたことも、自分にとっては1つの花だったし、私が短歌広めようとして誘って人が今も続けてくれてるのも花だし、その他いろんな花が全部、種を蒔いてなかったら見れなかった花です。

種っていうのは自分にとって短歌を始めた頃からやってきた企画とか諸々。‬

 

‪まだまだ野望はいっぱいあるし、種のままのものだらけですが、頑張りたいなって。‬

 

‪ライブは新旧織り交ぜたセットリストで、「旧」の部分は私がハルカトミユキにハマった頃に聴いてたあたりの曲。‬
‪でも意外とライブで聴いたことない曲があったり(20回くらい行ってるのに)、ちょっと前に定番やったけど最近やってない曲があったり、最新アルバムとか新曲も交えながら、MC少なくて静かな昔の雰囲気のあるライブでした。‬

 

‪でも、静けさのなかにあたたかさもあった気がします。‬
‪行き始めた頃のライブは本当に静かで、緊張感があって、張り詰めてて、ピリピリしてて、客も棒立ちで、というか動けなくて、MCほとんどなくて、アンコールもなくて。

でもそのなかで懸命にハルカさんが歌ってたり、ミユキさんが力強くキーボード弾いてる姿が、でかい敵と戦ってるみたいだったんです。‬
‪その頃、自分もそれを見て勇気づけられてました。この人たちがこんなに本気で戦ってるんだから、自分も本気で戦おう、って。‬

‪最近は明るい曲も増えて、パフォーマンスも激しくなって、新たな楽しみもあって、表面的にも新しいハルカトミユキって感じでしたが、‬
‪今日改めて静かなライブで「やっぱり2人は変わったんや」って思いました。‬

‪あの時のピリピリしたライブも好きやったけど、いまもっと人間味があって、あたたかくて、でも確実に寂しさも知ってるみたいな。‬
‪寄り添ってもらえる歌になってる気がしました。‬
‪なんかそれがすごいいいなと思って。‬

 

‪ハルカさんがだいぶ前のインタビューで、自分たちが止まったままじゃ、お客さんが変わった時に置いていかれるみたいなこと言ってて、‬
‪お互いが成長してその先でまた会いたい、みたいなことも言ってて、‬
‪それが今日みたいな日なんじゃないかと思いました。‬

 

‪ライブ終わった後に、物販でCD買ったらサインもらえるってことで、CD全部持ってるしサインめっちゃ持ってるけど、昔のCDを買って、サインしてもらいました。‬

 

‪「短歌で頑張ってたら新聞に載りました」って言って「すごい!本当にすごいですよ」って言ってくれて、そういうのお世辞でも毎回嬉しいんですよね。‬
‪前も短歌の報告したら「応援してます」とか言ってくれて、応援してんのはどう考えてもこっちなんですけど、嘘でも嬉しいし、ファンなので嘘じゃないと信じて頑張りたいです。‬

 

‪歌集出してハルカトミユキに帯と解説書いてもらうまで辞められないと思う。

やっぱり短歌のイベンターじゃなくて、イベントが得意な「歌人」になりたい。

 

‪ついでにハルカトミユキを知ったきっかけとか書こうと思ったら異常な文量になって自分でヒいたのでやめます。‬

 

‪あと短歌の話だったせいでハルカさんの話ばっかり書いたけど、ミユキさんも最高なんですよ。‬
‪天才キャラみたいな感じやけど努力の人やと思う。

ここ最近、特にミユキさんに元気もらってるし、尊敬してるし、これもめっちゃ書きたいけどファンブログみたいになるからやめときます。‬

‪今日やらなかったけど、1番はじめに好きになった曲を貼ります。‬
https://youtu.be/vm6V4aBU_Ag

 

それではハルカトミユキ聴いてくださいね。

 

サインは「真夜中の言葉は青い毒になり、鈍い世界にヒヤリと刺さる」(←初期のepはタイトルが短歌になっています)にしてもらいました。聴いてみてください。

 

 

 

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【レポート】いろんな意味で歌会(2017/10/8開催分)

10月8日は「いろんな意味で歌会」を開催しました!

「いろんな意味で歌会」とは、カラオケ×歌会の超即詠企画!
他の人が歌っている間に、その曲から歌詞の単語を拾って詠むというものです。

自分が詠まない単語を使う練習にもなりますし、自分が歌う曲の歌詞をみんなに聞いてもらえる機会にもなる最高の企画です。

 

ここまで読んで、「あれ、このブログ、前に読んだっけな…」って思った方もいるでしょうが、違います。

 

前回のブログは9月28日に開催された「いろんな意味で歌会」のレポートで、今回は10月8日開催分のレポートです。

前回分レポートはこちら⬇︎ 

nabelab00.hatenablog.com

 

9月28日に久々に開催した「いろんな意味で歌会」が楽しすぎて、急遽再び開催した次第です。

前回の参加者はほとんど短歌を詠んだことのない方でした。

そういった方でも、この形式を使えば、歌詞(言葉)がたくさん流れてくることで、いわゆる「即詠」(即興で短歌を詠むこと)ができることは結構大きな発見でした。また、即興だからこそ逆にハードルが低いというのも大事な点だと思っています。

 

そして、今回の参加者は前回とは全員違う方で、「前から短歌を詠んでいる方」ばかりでした。それはそれでやっぱり楽しかったんですよね。

結局、初心者でも経験者でも楽しいのが「いろんな意味で歌会」なんですよ!もっと広めていきましょう。

 

ということで、今回も発表された短歌からそれぞれの自信作を送ってもらったので、掲載します。

 

※【作者】

 短歌(元となった曲名/アーティスト名)

 の順で掲載しています。

 

【なべとびすこ作】

なんとなく、夏生まれだと思ってた少女のやけに似合うマフラー(透明少女/NUMBER GIRL

 

死してなお見世物になる化石たち博物館の壁は白くて(旬/椎名林檎

 

予想とかもうやめようよ今だけを動く点P閃光(ひかり)を超えて

(閃光少女/東京事変

 

この惑星(ほし)の網目模様(ネットワーク)をかいくぐり行方知れずになりたい夜だ

(GREAT DEVOTION/聖飢魔II

 

木蓮の花を知らない。木蓮は「烈火の炎」の雑魚キャラのやつ(木蘭の涙スターダストレビュー

 

愛してる→テルミー→ルミナリエに行こう→神戸の街は明るいはずさ(ハッピー×2・ダンス/YASU)

 

【御殿山みなみ 作】

いつもいつも賞味期限の遠いものから買うくせに明日がつらい(光について/GRAPEVINE

 

古紙置き場のジャンプとサンデーとマガジンはちゃんと仲良くできてましたか(メシア/Lyu:Lyu

 

花籠を満たせ三つ葉のクローバー普通を愛でることのかがやき(木蘭の涙/スターライト・レビュー)

 

何一つ臆することはナイジェリアゆきの飛行機ぼくを乗せずに(鉄壁/女王蜂)

 

判決はいかれたモンスターペアレント千人連続面談の刑(うれしくって抱きあうよYUKI

 

そのへんのおとこときみは純潔のマサラタウンにさよならバイバイ(Virginal lily/ELEGANS&tktt)

 

募金しろあいさつもしろ席ゆずれなどと悪魔が囁いてるし(GREAT DEVOTION/聖飢魔II

 

これじゃだめなんだけドレミファ空になりたいもういいとすべてゆるしたい(空/音無小鳥

 

 

【満島せしん 作】

空白をうめてほしくて積み上げる言葉遠く遠く空まで(青の栞/Galileo Galilei

 

 目の前に扉がふたつ AとBの選択肢しかないの?ほんとに?(拝啓、いつかの君へ/感覚ピエロ)

 

 死ぬことよりもあなたの息や手触りが遠のいていくことが恐いよ(メシア/Lyu:Lyu

 

少女たちは街に透けゆくきらきらとさざめきながらさざめきながら(透明少女/NUMBER GIRL

 

野菜も水も愛もあなたもわたしには体を過ぎるだけのものです(明日からではなく/小谷美紗子

 

きみが出て行った翌朝ガム踏んだ犬に噛まれた 万事快調(閃光少女/東京事変

 

 

【いろせ 作】

敏感になればなるほどこの身体まひしていくの涙は出なくて (美しい名前/THE BACK HORN

 

そばだてる生きているのを確かめるいのちとしての胸のささやき (木蘭の涙スターダスト・レビュー

 

人混みの「人」になってここはどこわたしはだあれ景色の一部 (フラワーガール/四条貴音

 

なあパンダおまえだけはそのままの色で居てくれ白黒抱え (Your Voice(sings with 土岐麻子中塚武

 

六人の短歌でつなぐレインボー(一色足りないけどまあええやん) (空/音無小鳥

 

 

【根本博基 作】

放課後の誓いは期間限定で四月の雨に溶けるのでした (Romantic Now/赤城みりあ

 

にせものの思い出話ばかりして朝まで愛を偽り合った (痛いよ/清竜人

 

 花びらを飛び交わせろと指示したが演出班は加減が苦手 (フラワーガール/四条貴音

 

カーテンを閉めた六畳 神様もだれも入ってきませんように (sayonara sayonara/KICK THE CAN CREW

 

【九条しょーこ 作】

神さまの糸が切れたら終わりです今も十分終わっています(イト/クリープハイプ

 

ささくれを気にしすぎてる心臓を打ち抜かれたのにきづけぬ母よ(糸/中島みゆき

 

 趣味ですか、泣くことですね。あくまでも趣味で、上手にできないけれど(愛をこめて花束を/superfly)

 

笑っていいよ泣いてもいいよ空っぽじゃないあざやかにきみも空色/(空/音無小鳥

 

 

 

 

 カラオケで歌われた曲リストはこちら

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ちなみに私がこの日詠んだ短歌は全部で28首でした。

他の方は40首近い方も。

こんだけ量産できることってなかなか無いと思います。楽しいですよ。本当に。

【レポート】いろんな意味で歌会(2017/9/29開催分)

9月29日は「いろんな意味で歌会」を開催しました。

 

「いろんな意味で歌会」とは、カラオケ×歌会の超即詠企画!
他の人が歌っている間に、その曲から歌詞の単語を拾って詠むというものです。

自分が詠まない単語を使う練習にもなりますし、自分が歌う曲の歌詞をみんなに聞いてもらえる機会にもなる最高の企画です。

 

参加者は5名。私以外はほとんど初心者で、2人は「今日初めて短歌を詠みます」という方でした。

このイベントをやると本当にたくさんの短歌を詠むことになるのですが、その中から自信作を送ってもらいましたので掲載します。(内1名は自信作なし、とのことだったので、今回は掲載しません)

 

※【作者】

 短歌(元となった曲名/アーティスト名)

 の順で掲載しています。

 

【なべとびすこ 作】

とりあえず日々を続ける「退屈」の言葉を脳の辞書から消して(MOTHER/奥田民生

 

ごきげんよう、スーパースター、一般人 あいさつだけが平等な街(オリオンをなぞるUNISON SQUARE GARDEN)

 

さびしさがない夜だった。朝からの延長戦のような三日月(茜色の夕日/フジファブリック

 

しまったしまった島倉千代子 島倉千代子の顔を知らない(茜色の夕日/フジファブリック

 

目にクマを深く積もらせ笑ってたあなたに朝が届きますよう(NEO UNIVERSE/L'Arc-en-Ciel)

 

もっと赤、赤をもっとと叫んでた。君と信号待ちをしていた(くちばしにチェリー/EGO-WRAPPIN')

 

もっと赤、赤をもっとと叫んでた。角を取れないアタック25(くちばしにチェリー/EGO-WRAPPIN')

 

【水斎童子 作】

ユニバースネオユニバース履き替えた革靴かたいなコンバースより(NEO UNIVERSE/L’Arc~en~Ciel)

 

毎日が夏休みならマーベラス星の光よ海よ大地よ(漆黒に躍る弧濁覇王節/ZAQ

 

ミスコンの舞台でニヤリほくそ笑み私以外は全員ゴリラ(私以外私じゃないの/ゲスの極み乙女。

 

きかれてもなにも知らないふりをする飲み会中に消えた一品(糸/中島みゆき

 

【ハイサイ・オ・ジサン 作】

オリオンをなぞるようにあなたと 青春小説のプロットたどる(オリオンをなぞるUNISON SQUARE GARDEN)

 

卒業は おめでとうとは 限らない 夜に消えたアイドル彼女 (ブライマル。/THE YELLOW MONKEY)

 

切れたまま 更新されぬ縦の糸 今の君に巡りは傷い (糸/中島みゆき)

 

青空に誓った 約束消えぬのに 昨日出されたメニューは消えた(MOTHER/奥田民生)

 

スピードと 言えばボディーアンドソウル マックスと言えばバリューのソース  (w-b-x ~w-boiled extreme~/上木彩矢)

 

ピカピカじゃん!雑巾掛けした君褒めたら ピカチュウの真似して滑る (ラメのパンタロンゆらゆら帝国)

 

ルイージ店長 作】

腹話術そんな方法でいいよな人の心が操れるなら(ゴキゲン鳥 〜crawler is crazy〜/SOPHIA

 

生きててよかったと言いながら夜はどこ?探してしまうそれがイヤ(深夜高速/フラワーカンパニーズ

 

意味もなく過ぎてく日々ただただ僕のいる部屋の花も枯れていく(short hair/Base Ball Bear

 

些細だがいつも感じるモヤモヤをブラブラブラ…して解消だ!(ブライマル。/THE YELLOW MONKEY)

 

また、カラオケで歌われた曲リストを載せておきます。

 

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やってみていろいろ感想をもらったので紹介しておきます。

「自分の好きな曲を短歌にしてもらうと嬉しい!」

「使いたい単語の文字を数えてくっつけたり、ネタがないと歌詞から単語をもらったりできるので、イチから作るより作りやすい」

「短歌を身近に感じた」

 

この「短歌を身近に感じた」っていい感想ですね…。

本当に「短歌やってます」って言うと、難しそうとか言われたりするし、実際「良い歌」を求めたら奥が深いし難しいのも事実ですけど、短歌って「最初のハードルは低い」と思ってます。

ラッパーのR-指定がなんかのインタビューで「ラップは歌が下手でも楽器できんでもできるからハードルは低い」って言ってて、それと同じように、私にとって短歌は「最初のハードルは低い」表現方法だったんです。

 

たぶん、「表現」でないと発散できないことを抱えてる人が世の中にいると思ってて、その発散方法がSNSに愚痴を書くとか、掲示板で悪口書くとか、クレームを言うとかじゃなくて、「表現として昇華」することで解決する人が絶対いると思います。

 

その表現は小説でもダンスでも作曲でもなんでもいいんですけど、やっぱりそれぞれに向き不向きがあるから、「短歌に向いている人」も絶対いるはず。

だから、「表現を必要としていて、まだ短歌を知らないけど、短歌に向いているかもしれない人」っていう、どこに隠れてるかわからないようなターゲットのために、あの手この手でイベント打ったり、カードゲーム(ミソヒトサジ)作ったり、こんな風にカラオケしながら歌会してるんだと思います。

「なんかわからんけど楽しそう」と思って来た人が、短歌を好きになって、いつか自分の短歌に救われるかもしれないという、「かもしれない」に賭けて、いろいろやり続けるしかない気がします。

 

ということで、10月は「短歌カードゲーム ミソヒトサジ」の告知強化期間です。

まず、コンテストを開催します。

10月1日〜31日まで、ミソヒトサジを作ってできた短歌をTwitterにUPするコンテストを行っています。

nabelab00.hatenablog.com

 

それに伴って、イベントがいくつかあります。

10月17日(火)19時半~

名作短歌を生み出そう!ミソヒトサDay!@BOARDGAME.Lab!DDT

中津のボードゲームショップでイベントを行います。進行しますので、会いに来てください。

お店はこちら

www.boardgame-lab.com

 

そして、別の店舗でもイベントをしてくださるそうです。私は行けないのですが、ミソヒトサジを遊びたい方はぜひご参加ください!

10/15(日)、22(日) 『ミソコン』歌会 - Like a Lightning Blog

 

また、今日も「いろんな意味で歌会」があったので、またそれもレポートします。

【レポート】ホビーボウル企画1 即興小説バトルワークショップ、ミニボードゲーム会

前回の「ホビーボウル企画1」の続きです。

※前回のレポート http://nabelab00.hatenablog.com/entry/2017/10/05/002652

 

午後はまず「即興小説バトルワークショップ」でした。

即興小説バトルは横林大々さん考案の「リレー形式でつづられる、2分30秒のライティングノベルバトル」です。進行も横林大々さんです。

〈ルール〉
①「お題(絶対に入れないといけない言葉)」「どういう話か」「ジャンルか」をクジで選び、出場者は、それを元に即興小説を書く。

②じゃんけんで先行後攻を決めて出場者の二名は共通のパソコンでリレー形式で小説を完成させる。

③即興小説バトルは ・起のターン ・承のターン ・転のターン ・結のターン という計4ターンで執り行われる。
順番は起のターン(先攻)→承のターン(後攻)→転のターン(先攻)→結のターン(後攻)の交互。

④各ターンには『執筆』と『発表』の時間が設けられている。 『執筆』の制限時間は各2分30秒ずつ。 『発表』は執筆が終了次第、書いた小説を披露する。方法は基本自由。

⑤最後に、投票で多い方が勝ちとなる。

というルールです。今回はワークショップなので、⑤の投票などは省略。

すでに即興小説バトルを経験したことのある方と初心者に分かれます。

経験者は元のルールに沿ってどんどんバトルしていきます。

 

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こんな感じで、「お題(絶対に入れないといけない言葉)」「どういう話か」「ジャンルか」を入れて読みますが、初心者テーブルはこれをすべて入れずにやります。

即興小説バトルをやってみて思ったことは、文章量の多さと面白さが必ずしも比例しないことです。私はタイピングが速いのが唯一の自慢で、しかも基本的に考えずにどんどん書けるタイプ。文章はたくさん打てるから絶対に有利!!と、やる前は思っていました。

でも、実際にやってみると、それは意外と関係なくて、1行とか2行でも、雰囲気を作ったり、場面を変えたり、いろんなことができるんですよね。だから、短くても上手い人は上手い。

(もちろん、長く書ける人はその分細かい描写もできるし、有利なところはあると思いますが)

得意なやり方はいろいろあると思いますが、とりあえず声を大にして言いたいのは「めっちゃ楽しい」ということです。

 

作る楽しさ、聞く楽しさ。

作ったものを続けてもらえる楽しさ。うまくまとめてもらえる楽しさ。

急展開に困ったりしながらもピンチを乗り切った時の達成感。

 

小説を書く、だけなら一人でもできますが、二人で作る「即興小説バトル」だからこその楽しさがあると思います。

 

主催の横林さんがレポートを書いてくださってるので、こちらも見てみてくださいね。

http://sokkyoshosetsu.hatenadiary.jp/entry/2017/10/08/181540

 

 

最後は「ミニボードゲーム会」!

進行はいつもお世話になっているルイージ店長さんです。

 

参加者は即興小説バトルに来た人をそのまま引き込んだので、ほとんど皆さんボードゲームは初めてでした。

 

この日持ってきてもらったのは、「せっかくだから『ボードゲームやった!』感を感じられるゲーム」ということで、まずは「エルフェンランド」というゲームを遊びました。

いろんな乗り物を使って、より多くの街を訪問できたら勝ち、みたいなルールです。

 

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なかなかカードの引きが悪くて苦戦しましたが、最終的には全員大接戦!

何より参加者がほとんどその日初めて会ったにもかかわらず、みんなで楽しく遊べたのが楽しかったです。ボードゲームって人生ゲームくらいしか知らなかった、って人もいましたが、魅力は充分伝わったと思います!

 

そのあとは「パンデミック」!

名作ゲームと聞いていましたが、私もプレイは初めてでした。さっきのゲームと大きく違うのは「全員で協力してクリアする協力ゲーム」である点です。

世界中にどんどん拡大していく感染病を協力して根絶やしにしよう!みたいな感じです。

 

今回は難しいハードモードでチャレンジしたのですが、カードの引きがびっくりするほど悪くてあっとう間に病気が広まりました…病原菌すげえよ

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でもゲーム自体は楽しかったので、これもまたやりたいです。

 

最後に「ラミーキューブ」!

数字の書かれたタイルをうまいこと捨てていって、早く捨てられたら勝ち!みたいなゲームです。

これ、苦手なんですけど、めちゃくちゃ好きなゲームなんですよね。上手い人と一緒にやると、「あー!!その手があるんかー!!」ってなりますね…。

時間が短いので遊んだのはこの3つだけでしたが、本当に楽しかったです!

 

ということで、ホビーボウル企画、第1回は無事終了しました。今後もまた開催できるように頑張ります。