なべとびすこのなすべきこと

やってみたいをやってみよう。短歌を中心にいろんなことをやっている歌人のブログ。

みんな「いらすとや」が好きすぎるので「いらすとや」のいらすとに短歌つけてみた

前職で1年だけ印刷物(チラシや取扱説明書やパンフレットなど)のデータを作る仕事をしていて、少しだけデザインができるようになった。

とはいえ、自分でデザインするより、元あるデータの改変が多く、デザインセンスを求められることは少なかった。

 

ただ、一応イラストレーターやインデザインなども触れるようになり、そのおかげで短歌の冊子を作ったりグッズを作ったりも多少できるようになった。 

通販で売ってるものも自分でデザインしたものが多い。

nabelab00.thebase.in

(イラストは全く描けないので、ミソヒトサジはほぼ完全にはユキチさんの制作、

「ふるさとと呼ぶには騒がしすぎる」はイラストをうしのんさんに頼み、それを加工して仕上げた)

 

そういうわけで、今の職場でもちょこちょこチラシを作ったり、資料の作成を頼まれたりすることもある。

そして先日、インターンシップの高校生に、パワーポイントを使って館内に掲示するチラシやPOPなどを作ってもらった。

 

フリー素材を使うように指示したが、フリー素材のサイトと言っても、毎回「商用利用可」とか「クレジットの記載不要」とかを確認してもらうのはなかなか面倒なので、こちらから2つフリー素材のサイトを紹介した。

 

結局みんなが大好きな「いらすとや」と、個人的に気に入っている「icoon mono」を紹介した。

 

いらすとや

www.irasutoya.com

 

icoon mono

icooon-mono.com

 

どちらのサイトも見せたが、3人のインターン生は全員「いらすとや」を選んだ

 

資料を作成するときも、「この画像使って」と言われるのはだいたい「いらすとや」だ。

 

確かに「いらすとや」はすごい。

「いらすとや」の素材の量と幅広さ、時事ネタをすぐさま取り入れる柔軟さ、滲み出るユーモアセンス、何より、ポップで親しみやすい絵柄と保存のしやすさなど、褒め始めたらキリがない。

 

ラーメンの油をまとめる人のイラスト

 

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ビットコインなどの仮想通貨を採掘しているコンピューターのキャラクター

 

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脳マネジメントによって、体力、ビジネス力、コミュニケーション力などあらゆる人間力が飛躍的に活性化された、ハピネス社会の男性のイラスト

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ただ、あまりにもみんなが「いらすとや」を使うので、「あ、これはいらすとやの素材やな」とだいたいわかってしまうのが難点で、それが嫌で私は「いらすとや」をあまり使ってこなかった。

 

でも、もうみんな「いらすとや」が好きなのもわかっている。

じゃあ「いらすとや」を使ってみるか、ということで、

「いらすとや」の画像を組み合わせたものに短歌をつけてiPhoneの壁紙を作りました。

 

幸せな僕は遠くに行きました打ち切りにして終わらせてくれ /なべとびすこ

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もうここに無くても思い出せるって信じてたのに現実が上/なべとびすこ

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 適当に保存して使ってください。

 

「いらすとや」は明るい素材が多いですが、切なさを感じる画像もちゃんとあって、こんな感じになりました。

これまで散々言ってきたけど、短歌×音楽とか、短歌×写真とか、短歌は他ジャンルとのコラボに相性がいいと思っています。

短歌×いらすとや もいけるかもしれないですね。それでは。

 

【今後の告知】

9/9(日)文学フリマ 出店(J-22

 中本速さんのブースを間借りさせていただきます。

 

 9/15(土)10:30〜短歌ワークショップ(@心斎橋 エリアベンチャーズ

 お申し込みは↓

www.kokuchpro.com