【レポート】いろんな意味で歌会(2017/9/29開催分)
9月29日は「いろんな意味で歌会」を開催しました。
「いろんな意味で歌会」とは、カラオケ×歌会の超即詠企画!
他の人が歌っている間に、その曲から歌詞の単語を拾って詠むというものです。
自分が詠まない単語を使う練習にもなりますし、自分が歌う曲の歌詞をみんなに聞いてもらえる機会にもなる最高の企画です。
参加者は5名。私以外はほとんど初心者で、2人は「今日初めて短歌を詠みます」という方でした。
このイベントをやると本当にたくさんの短歌を詠むことになるのですが、その中から自信作を送ってもらいましたので掲載します。(内1名は自信作なし、とのことだったので、今回は掲載しません)
※【作者】
短歌(元となった曲名/アーティスト名)
の順で掲載しています。
【なべとびすこ 作】
とりあえず日々を続ける「退屈」の言葉を脳の辞書から消して(MOTHER/奥田民生)
ごきげんよう、スーパースター、一般人 あいさつだけが平等な街(オリオンをなぞる/UNISON SQUARE GARDEN)
さびしさがない夜だった。朝からの延長戦のような三日月(茜色の夕日/フジファブリック)
しまったしまった島倉千代子 島倉千代子の顔を知らない(茜色の夕日/フジファブリック)
目にクマを深く積もらせ笑ってたあなたに朝が届きますよう(NEO UNIVERSE/L'Arc-en-Ciel)
もっと赤、赤をもっとと叫んでた。君と信号待ちをしていた(くちばしにチェリー/EGO-WRAPPIN')
もっと赤、赤をもっとと叫んでた。角を取れないアタック25(くちばしにチェリー/EGO-WRAPPIN')
【水斎童子 作】
ユニバースネオユニバース履き替えた革靴かたいなコンバースより(NEO UNIVERSE/L’Arc~en~Ciel)
毎日が夏休みならマーベラス星の光よ海よ大地よ(漆黒に躍る弧濁覇王節/ZAQ)
ミスコンの舞台でニヤリほくそ笑み私以外は全員ゴリラ(私以外私じゃないの/ゲスの極み乙女。)
きかれてもなにも知らないふりをする飲み会中に消えた一品(糸/中島みゆき)
【ハイサイ・オ・ジサン 作】
オリオンをなぞるようにあなたと 青春小説のプロットたどる(オリオンをなぞる/UNISON SQUARE GARDEN)
卒業は おめでとうとは 限らない 夜に消えたアイドル彼女 (ブライマル。/THE YELLOW MONKEY)
切れたまま 更新されぬ縦の糸 今の君に巡りは傷い (糸/中島みゆき)
青空に誓った 約束消えぬのに 昨日出されたメニューは消えた(MOTHER/奥田民生)
スピードと 言えばボディーアンドソウル マックスと言えばバリューのソース (w-b-x ~w-boiled extreme~/上木彩矢)
ピカピカじゃん!雑巾掛けした君褒めたら ピカチュウの真似して滑る (ラメのパンタロン/ゆらゆら帝国)
【ルイージ店長 作】
腹話術そんな方法でいいよな人の心が操れるなら(ゴキゲン鳥 〜crawler is crazy〜/SOPHIA)
生きててよかったと言いながら夜はどこ?探してしまうそれがイヤ(深夜高速/フラワーカンパニーズ)
意味もなく過ぎてく日々ただただ僕のいる部屋の花も枯れていく(short hair/Base Ball Bear)
些細だがいつも感じるモヤモヤをブラブラブラ…して解消だ!(ブライマル。/THE YELLOW MONKEY)
また、カラオケで歌われた曲リストを載せておきます。
やってみていろいろ感想をもらったので紹介しておきます。
「自分の好きな曲を短歌にしてもらうと嬉しい!」
「使いたい単語の文字を数えてくっつけたり、ネタがないと歌詞から単語をもらったりできるので、イチから作るより作りやすい」
「短歌を身近に感じた」
この「短歌を身近に感じた」っていい感想ですね…。
本当に「短歌やってます」って言うと、難しそうとか言われたりするし、実際「良い歌」を求めたら奥が深いし難しいのも事実ですけど、短歌って「最初のハードルは低い」と思ってます。
ラッパーのR-指定がなんかのインタビューで「ラップは歌が下手でも楽器できんでもできるからハードルは低い」って言ってて、それと同じように、私にとって短歌は「最初のハードルは低い」表現方法だったんです。
たぶん、「表現」でないと発散できないことを抱えてる人が世の中にいると思ってて、その発散方法がSNSに愚痴を書くとか、掲示板で悪口書くとか、クレームを言うとかじゃなくて、「表現として昇華」することで解決する人が絶対いると思います。
その表現は小説でもダンスでも作曲でもなんでもいいんですけど、やっぱりそれぞれに向き不向きがあるから、「短歌に向いている人」も絶対いるはず。
だから、「表現を必要としていて、まだ短歌を知らないけど、短歌に向いているかもしれない人」っていう、どこに隠れてるかわからないようなターゲットのために、あの手この手でイベント打ったり、カードゲーム(ミソヒトサジ)作ったり、こんな風にカラオケしながら歌会してるんだと思います。
「なんかわからんけど楽しそう」と思って来た人が、短歌を好きになって、いつか自分の短歌に救われるかもしれないという、「かもしれない」に賭けて、いろいろやり続けるしかない気がします。
ということで、10月は「短歌カードゲーム ミソヒトサジ」の告知強化期間です。
まず、コンテストを開催します。
10月1日〜31日まで、ミソヒトサジを作ってできた短歌をTwitterにUPするコンテストを行っています。
それに伴って、イベントがいくつかあります。
10月17日(火)19時半~
名作短歌を生み出そう!ミソヒトサDay!@BOARDGAME.Lab!DDT
中津のボードゲームショップでイベントを行います。進行しますので、会いに来てください。
お店はこちら
そして、別の店舗でもイベントをしてくださるそうです。私は行けないのですが、ミソヒトサジを遊びたい方はぜひご参加ください!
10/15(日)、22(日) 『ミソコン』歌会 - Like a Lightning Blog
また、今日も「いろんな意味で歌会」があったので、またそれもレポートします。
【レポート】ホビーボウル企画1 即興小説バトルワークショップ、ミニボードゲーム会
前回の「ホビーボウル企画1」の続きです。
※前回のレポート http://nabelab00.hatenablog.com/entry/2017/10/05/002652
午後はまず「即興小説バトルワークショップ」でした。
即興小説バトルは横林大々さん考案の「リレー形式でつづられる、2分30秒のライティングノベルバトル」です。進行も横林大々さんです。
〈ルール〉
①「お題(絶対に入れないといけない言葉)」「どういう話か」「ジャンルか」をクジで選び、出場者は、それを元に即興小説を書く。
②じゃんけんで先行後攻を決めて出場者の二名は共通のパソコンでリレー形式で小説を完成させる。
③即興小説バトルは ・起のターン ・承のターン ・転のターン ・結のターン という計4ターンで執り行われる。
順番は起のターン(先攻)→承のターン(後攻)→転のターン(先攻)→結のターン(後攻)の交互。
④各ターンには『執筆』と『発表』の時間が設けられている。 『執筆』の制限時間は各2分30秒ずつ。 『発表』は執筆が終了次第、書いた小説を披露する。方法は基本自由。
⑤最後に、投票で多い方が勝ちとなる。
というルールです。今回はワークショップなので、⑤の投票などは省略。
すでに即興小説バトルを経験したことのある方と初心者に分かれます。
経験者は元のルールに沿ってどんどんバトルしていきます。
こんな感じで、「お題(絶対に入れないといけない言葉)」「どういう話か」「ジャンルか」を入れて読みますが、初心者テーブルはこれをすべて入れずにやります。
即興小説バトルをやってみて思ったことは、文章量の多さと面白さが必ずしも比例しないことです。私はタイピングが速いのが唯一の自慢で、しかも基本的に考えずにどんどん書けるタイプ。文章はたくさん打てるから絶対に有利!!と、やる前は思っていました。
でも、実際にやってみると、それは意外と関係なくて、1行とか2行でも、雰囲気を作ったり、場面を変えたり、いろんなことができるんですよね。だから、短くても上手い人は上手い。
(もちろん、長く書ける人はその分細かい描写もできるし、有利なところはあると思いますが)
得意なやり方はいろいろあると思いますが、とりあえず声を大にして言いたいのは「めっちゃ楽しい」ということです。
作る楽しさ、聞く楽しさ。
作ったものを続けてもらえる楽しさ。うまくまとめてもらえる楽しさ。
急展開に困ったりしながらもピンチを乗り切った時の達成感。
小説を書く、だけなら一人でもできますが、二人で作る「即興小説バトル」だからこその楽しさがあると思います。
主催の横林さんがレポートを書いてくださってるので、こちらも見てみてくださいね。
http://sokkyoshosetsu.hatenadiary.jp/entry/2017/10/08/181540
最後は「ミニボードゲーム会」!
進行はいつもお世話になっているルイージ店長さんです。
参加者は即興小説バトルに来た人をそのまま引き込んだので、ほとんど皆さんボードゲームは初めてでした。
この日持ってきてもらったのは、「せっかくだから『ボードゲームやった!』感を感じられるゲーム」ということで、まずは「エルフェンランド」というゲームを遊びました。
いろんな乗り物を使って、より多くの街を訪問できたら勝ち、みたいなルールです。
なかなかカードの引きが悪くて苦戦しましたが、最終的には全員大接戦!
何より参加者がほとんどその日初めて会ったにもかかわらず、みんなで楽しく遊べたのが楽しかったです。ボードゲームって人生ゲームくらいしか知らなかった、って人もいましたが、魅力は充分伝わったと思います!
そのあとは「パンデミック」!
名作ゲームと聞いていましたが、私もプレイは初めてでした。さっきのゲームと大きく違うのは「全員で協力してクリアする協力ゲーム」である点です。
世界中にどんどん拡大していく感染病を協力して根絶やしにしよう!みたいな感じです。
今回は難しいハードモードでチャレンジしたのですが、カードの引きがびっくりするほど悪くてあっとう間に病気が広まりました…病原菌すげえよ
…
でもゲーム自体は楽しかったので、これもまたやりたいです。
最後に「ラミーキューブ」!
数字の書かれたタイルをうまいこと捨てていって、早く捨てられたら勝ち!みたいなゲームです。
これ、苦手なんですけど、めちゃくちゃ好きなゲームなんですよね。上手い人と一緒にやると、「あー!!その手があるんかー!!」ってなりますね…。
時間が短いので遊んだのはこの3つだけでしたが、本当に楽しかったです!
ということで、ホビーボウル企画、第1回は無事終了しました。今後もまた開催できるように頑張ります。
【レポート】ホビーボウル企画1〜短歌ワークショップ
9月21日は約半年ぶりの自主企画「ホビーボウル企画」を行いました!
ホビーボウル企画とは、「微妙に違う趣味の人が来そうなワークショップを同じ場所で続けて開催し、できれば連続して参加してもらう」ようなイベントです。
今回は、
「短歌ワークショップ」
「即興小説ワークショップ」
「ミニボードゲーム会」
の3つの企画を行いました!
まずは「短歌」から!進行は私、なべとびすこです。
朝っぱらから集まってくださった6名は、短歌をがっつりやってる方から、全くの初心者まで!
まずはいつも通り、短歌の説明を簡単にしてから(5・7・5・7・7のリズムを基本としていれば内容は自由に詠んでOK)、
「短歌カードゲーム ミソヒトサジ」で遊びます。
自分で遊ぶ時も、他で遊ばれてる時も、取扱説明書に最初に書いてある「うたいちもんめ」(カードをポーカーの要領で交換しながら短歌を作る)がよく遊ばれていますが、ワークショップの時は協力プレイの「句ミーティング」がオススメです。他の方とのコミュニケーションを取りながらあれこれ悩んで意思決定していく過程が楽しいですよ。
↓みんなで作った短歌
「汽車が来て星を壊して小林と飽きるまで食うわさび醤油で」
【レポート】元自信満々歌会@東京
焼きティラミスと焼きショコラ&焼きチーズケーキでした。焼きパラダイスだった。
多分今後も積極的に東京に行くことになると思います。
東京の皆さま、よろしくお願いします!
告知「いろんな意味で歌会」やります!
本日、ホビーボウル企画にお越しの皆さま、ありがとうございました!!
定期的にやっていきたい企画なのでまたやるときはよろしくお願いします!
そして急ですが、久々に「いろんな意味で歌会」をやりたいと思います!
いろんな意味で歌会とは!
いろんな意味で歌会とは、カラオケ×歌会の超即詠企画!
他の人が歌っている間に、その曲から歌詞の単語を拾って詠むというものです。
ルールは本当にそれだけです。歌会は批評がメインですが、これは自分が詠まない単語を使う練習にもなりますし、自分が歌う曲の歌詞をみんなに聞いてもらえる機会にもなる良い企画です。
しかもカラオケでストレス発散もできる!というものです。あと、歌うの苦手!っていう方は「詠み専」でも大丈夫ですよ。
かなりゆるい会ですので、本当に週末にカラオケ行くついでに短歌も詠んじゃいます?!くらいのノリできてくださいね。
過去に行ったいろんな意味で歌会のレポートはこちら↓
http://yutrick.hatenablog.jp/entry/2016/01/07/170529
9月29日(金)19時〜梅田周辺のジャンカラ(参加者には場所連絡します)
参加費 カラオケ代(夜料金、アルコール無しコース)
※できれば筆記用具をお持ちください。
参加したい方は
Twitter@nabelab00
メール nabelab00@gmail.com
など、なんらかの形で連絡ください。
「即興小説バトル」とかいうめっちゃ面白い企画
明日はホビーボウル企画というものを行います。
http://nabelab00.hatenablog.com/entry/2017/08/14/000929
めっちゃ簡単にいうと、いろんな趣味の人たちで交流しようね、というものです。
10時〜短歌ワークショップ(ミソヒトサジと短歌コラージュ)
12時30分〜即興小説バトルワークショップ
15時〜ミニボドゲ会
という流れですが、この「即興小説バトル」についてご説明します。
即興小説バトルは横林大々さん考案の「リレー形式でつづられる、2分30秒のライティングノベルバトル」です。
〈ルール〉
①「お題(絶対に入れないといけない言葉)」「どういう話か」「ジャンルか」をクジで選び、出場者は、それを元に即興小説を書く。
②じゃんけんで先行後攻を決めて出場者の二名は共通のパソコンでリレー形式で小説を完成させる。
③即興小説バトルは ・起のターン ・承のターン ・転のターン ・結のターン という計4ターンで執り行われる。
順番は起のターン(先攻)→承のターン(後攻)→転のターン(先攻)→結のターン(後攻)の交互。
④各ターンには『執筆』と『発表』の時間が設けられている。 『執筆』の制限時間は各2分30秒ずつ。 『発表』は執筆が終了次第、書いた小説を披露する。方法は基本自由。
⑤最後に、投票で多い方が勝ちとなる。
とはいえ、本当に即興で小説なんてできるの?という人のために、24日の企画ではワークショップ形式で行います。
また、先日chatcastを使って、なべとびすこVSとうきょうたろうさんで即興小説バトルを行いました。
こちらの内容を転載しておきますので(※横林さん、とうきょうたろうさんには許可済み)、こういう雰囲気か〜!と思って見ていただければ。
★なべとびすこVSとうきょうたろう 第1戦
『コンパス』を使った『子どもが夜眠れなくなる』『学園』小説
〈起 とうきょうたろうさん〉
「明日の授業ではコンパスを持ってきてください」
小学3年生のとき、先生がこういった。
さっそくおかあさんにいうと、ちょっと心配そうな顔をする。
「このとがったところ、絶対にさわっちゃだめよ」
「さわったらどうなるの」
「もうお母さんに会えなくなるかもよ」
〈承 なべとびすこ〉
なぜ「とがったところ」触るとお母さんに会えなくなるのか、当時は全くわからなかった。算数の授業中、むやみやたらに慎重になってしまい、逆に針を強く机に立てることができず、円を描くたびに滑って、書き損ねてしまうこともあった。
しかし、「とがったところ」に触らなければ大丈夫だ。何度も背中に冷や汗をかきながらも、結局一度も「とがったところ」に触ることはなく、小学校、中学、高校とうまい具合で授業をこなして、僕は大人になった。一人暮らしになった今も、母とは月に一度は会えている。
ただ、ふと考えることがある。もしあのころ「とがったところ」を触っていたらどうなっていたのか、と。
〈転 とうきょうたろうさん〉
そんなある日、実家に帰ることになった。
「なぁ、母さん」
「なに?」
「俺が小学生のときさぁ、コンパスの針に触ったらあかんって言ってたやん。あれなんやったん?」
「そんなこと言ったっけねぇ。忘れちゃったわ」
「なんやそれ」
「でもね。きっとあんたのことが心配だったのよ」
「え?」
「あんたはそそっかしいからね。けがしてほしくなくてねぇ。」
〈結 なべとびすこ〉
なんだ。あれは、嘘をついたら閻魔様に〜と同じ類のものだったのか。
結局、大人が子供を自分の思うように動かしていくための、ぬるい呪いのようなものだ。しかし、嘘をついている僕たちが地獄で閻魔様と合うかどうかなんて、正直、死ぬまでわからない。
でも、コンパスの「とがったところ」なら。
今、目の前にあるコンパスを触れば。もしかしたら、母の言葉が真実かどうかを確かめることができる。
母の死期が近いと知ったのは最近のことだった。苦しんで死にたくないと日々言っている。これを触れば。でも。
死ぬのは母じゃなく、僕かもしれない。
★なべとびすこVSとうきょうたろう 第2戦
・『宇宙』を使った『何年先も思い出しては切なくなる』『童話』小説
〈起 なべとびすこ〉
夜が怖くなくなったのは、いつからだっただろう。
昔は、夜になると怖かった。夜、眠らなければいけないことが、信じられないほどに苦痛だった。
明日になったら王様が、「みんな、今日から、眠るのは昼にしましょうね」、と王様が言ってくれるのをずっと待っていた。
でも、王様はそんなんことを言うはずもなく、僕の想いを王様に伝える機会もないまま、僕はただ、毎日夜に怯えていた。
そんな時、僕に宇宙の話をしてくれた友達がいた。
〈承 とうきょうたろうさん〉
「ねぇ、なんでみんな夜に寝るのかしってる?」
「ん?わからないや」
「夜はね、星が出るだろう」
「うん」
「人はね、寝るときに夢の中でいろんな星にいる人たちと会えるんだよ」
「えっ」
「そしてね、星にいるみんなも夢でぼくたちに会えるのを待っているのさ」
〈転 なべとびすこ〉
「そうなんだ…」
僕は夜が怖かったんじゃない。ずっと、夜に怖い夢を見るのが怖かった。
でも、夢に出てくる牙を剥いた狼や、ちょっと気持ちの悪い大きな花も、いつまでたっても終わらない夜も、きっとみんな僕に会いたかったんだ。
それなのに僕は逃げてしまっていた。次会ったら、ちゃんと向き合ってみようと思った。
ちょっと苦手だなって思う動物とかがいても、ちゃんと笑って「こんにちは」いや、「こんばんは」って、言えるよう頑張ろう。
その日、久々にワクワクしながら布団に入った。逆に、ワクワクして眠れないんじゃないかと思うほどに。
〈結 とうきょうたろうさん〉
その日からはねるのが、楽しくなった。
みんながぼくに会いたがってくれているから。まっていてくれるから。
そんな毎日は、きみが病気でいなくなってしまってからも続いたんだ。
いなくなるのはとてもとつぜんだった。
でも、ぼくはさみしくないよ。
夢できみに会えるから。
ねぇ、きみはぼくのことおぼえててくれてるかな。
これからもずっとともだちだよ。
ということで、チャット形式でやってみましたが、感想としては
「めっちゃ楽しい」でした。
自分1人で小説を書くのとはまた違う、
誰かが繋げてくれる安心感、自分が思ってもなかった方向に話が進むドキドキ感、いつも読まないジャンルにチャレンジしても「即興」なのである意味気楽なところもあるんですよね。
小説なんて書けません、って人も、やってみたら楽しいと思います。
また、横林さんもこの企画に対してブログを書いてくださったので、掲載しておきますね。
ブログに書いているように「というか、むしろ物語を作ったことがないという方にこそ、このワークショップはおすすめしたい!」とのことなので、今回本当におすすめです。
今からでも大丈夫ですよ!
そして、10時〜の短歌の部
15時〜のミニボドゲ会もぜひ!
どれか1つでも、3つ通して参加でも500円です!
500円握りしめて会いに来てくださいね!
お待ちしております!
【2018/11/20更新】短歌カードゲーム ミソヒトサジ〈定食〉 取扱店舗、通販サイト
五文字の言葉と七文字の言葉を組み合わせたり交換したりしながら、誰もが短歌を作れる短歌カードゲーム、ミソヒトサジ〈定食〉は店舗販売を行なっております。
また、ボードゲームカフェなどでプレイ用のものを置いてくださっているお店もありますので、ぜひ足を運んでみてください。
また、購入だけでなく、「うちのお店で販売したい」「学校や図書館のワークショップで使ってみたい」という方がいらっしゃいましたら、ぜひnabelab00@gmail.com
までご連絡ください。
大吉堂(大阪 阿倍野区 ※移転されました)
FRIENDS(北海道)
BOARDGAME.Lab DDT(大阪 中津)
BOARDGAME.Realm DDT(神奈川県横浜)
ディスカバリーゲームズ(大阪 鶴橋)
ひがっちゲームズ(大阪 北田辺)
Like a Lightning(兵庫)
ボードウォーク(岡山)
富岡コーヒー(岡山)
イエローサブマリン(全国に店舗あり)
リトルケイブ(東京)
八王子ボードゲームクラブ
古今伝授の里フィールドミュージアム(岐阜)
サイコロ堂(沖縄)
TSUTAYA BOOKSTORE 甲南大学学友会館店(兵庫県神戸市)
ボードゲームカフェ ムスビヨリ(東京 上野)
Role&Roll Station 秋葉原店(東京 秋葉原)
早稲田大学生協 戸山店(東京 新宿)
LITTLE FOREST(大阪 北浜)
アートスペースと雑貨の店 6丁目の花野(神戸市)
がたんごとん(北海道 札幌)←New!!
賽翁(大阪 中崎町)
種ノ箱(大阪 玉造)
Like a Lightning(兵庫)
BOARDGAME.Lab DDT(大阪 中津)
ゲーム&カフェバー3D(兵庫 三田)
ヒカリゲームズ堺(大阪 堺東)
ボードゲームカフェ ピエット(大阪 梅田)
deli cafe はな(兵庫 武庫川)
そして、通販サイトも完成しました!
お近くに店舗のない方はこちらから!
短歌グッズも追加します!
通販は送料込みで1つ2100円と少しお高くなってしまいますが…
郵便料金の改定に伴い、100円値上げして2200円(送料込み)となりました。
今後とも何卒よろしくお願いします。
https://nabelab00.thebase.in/
★ミソヒトサジ〈定食〉の委託販売をしてくださる店舗様、プレイ用商品の購入希望の店舗様はぜひご連絡ください。
メール
nabelab00@gmail.com