2018年の振り返りと2019年の目標
あけましておめでとうございます!
本年もよろしくお願いします。
昨年は、なべとびすことして、関西では超有名番組のちちんぷいぷいで紹介していただいたり、大好きなQuizKnockさんにミソヒトサジや漢々楽々を紹介していただいたり、withnews でインタビューを掲載していただいたりと、嬉しいことの多い1年でした。
系統樹ごろく、漢々楽々という新作ボードゲームを2つ制作したり、はじめての歌集も発売し、CDを作ったり、ラップのイベントに出たり、天野慶さん、篠田くらげさんとアポロ短歌堂として、短歌の冊子の制作も行い、葉ね文庫でサイファーも主催しました。
短歌のワークショップ依頼を受けることも増えてきて、昨年に引き続き母校に授業に行ったり、今年もいくつか依頼をいただきました。
短歌を始めてからいろいろ続けてきたことが、少しずつ形になってきた1年でした。
でもまだまだやりたいことが多すぎるんですよね。
やりたいことが多すぎて、短歌を詠んだり、短歌を読んだり、短歌を勉強する時間が他の人に比べてまだまだ足りてなくて反省もしていて、やっぱり初心者向けとはいえ人に短歌を教えるなら、もっと短歌のことを知らなければいけないし、もっと勉強したいし、もっと上手くなって魅力的な歌を詠みたいと思っています。
そして、ちちんぷいぷいのインタビューでも聞かれたんですが、私の「目標」は「短歌に興味のない人を振り向かせる」ことです。はじめたころからあんまり変わってません。
そのためにミソヒトサジを作ったり、ワークショップしたりしてきました。
ボードゲームとかラップとかブログとかカラオケ系のイベントとか、「もうそれ短歌関係ないやん」みたいなことも言われ続けてきたけど、なべとびすこが何かやって一度も短歌の話が出ないことなんて絶対にないから、結局短歌のことを知ってもらうような流れにしているつもりです。
なべとびすこがいろんなことをやっててそのなかに短歌があるんじゃなくて、なべとびすこの中心は短歌にあって、それに付随するいろんなことをやってると思ってもらえるようにしないとなあと思います。ずっとそうやってきたつもりやけど、そうは見えてないみたいなので。
私なんかが短歌のことを必死になって伝えなくても、
短歌のことを知ろうと思えば、入門書もたくさんあるし、良い歌集もたくさん出ているし、ネットでもSNSでも短歌を発信する人もたくさんいて、地域差はあるけど歌会もたくさんあります。
でも、短歌のことを知らない人も常にたくさんいて、そのために短歌の入り口っていうのはいろんな場所にあって良いと思っています。
入門書、歌集、SNS、インターネット、うたの日、結社、学生短歌界、新聞、テレビ、雑誌、フリーペーパー、ZINE、歌会、ワークショップ、ネットプリント…まだまだなんか抜けてるものもありそうなくらい、
どこから短歌を知って、どこで発信していくのかは人によって違うと思います。
だから、短歌をやってても短歌のなかで知らない世界は多々あると思うし、これまで狭い世界でやってきた私は、今後はちゃんと知らない世界を知っていきたいと思います。
ということで今年の目標は、「短歌のwebメディア」を作ることです。
「短歌のすみっこを伝える」をテーマにできれば良いなと思います。
「短歌のすみっこ」がどこかは人によるけど、パズルをすみっこから埋め始める感じで、ちょっとずつ短歌のことを知っていけるメディアにできれば良いなあと思っています。
私だけでは大したことはできないので、いろんな方に協力していただきながら、少しでも多くの情報を伝えていけたらと思っています。
年末あたりから徐々に水面下で動き出していて、4月には発信し始めたいなと思っています。
今年はそれをメインにしていきたいです。ワークショップ等の依頼はいつでもお待ちしております。
また、新年一発目の嬉しいお知らせです。
ABCラジオ「橋詰優子の劇場に行こう!」(毎週土曜日18~19時)
1/5(土)の放送で、出演者5人がミソヒトサジを使って短歌を作ってくださるそうです。オンエアから1週間以内ならradikoで聴けるそうですが、予定のない方はぜひリアルタイムでお聞きください。
本年もよろしくお願いします。