滝沢カレンの「あらためましてベーシック国語」が短歌/俳句の回だった
突然ですが、
私は滝沢カレンが本当に好きなので、「あらためましてベーシック国語」というNHKの番組を毎週録画しています。
番組の内容は
国語の基礎をあらためて学ぶ、新シリーズの講座バラエティー。滝沢カレン(生徒役)と金田一秀穂(先生役)、そして謎のオウム(声:ナイツ土屋伸之)が教室で国語の授業を行う。
というものです。
ということで、毎回いろんなテーマで金田一先生が国語の基本を例やクイズを交えながら進めて、だいたい最後に「やってみよう」みたいな感じが多いです。
(テーマが比喩なら比喩を使った短い文章を書かせるなど)
1月23日放送分はテーマが「短歌・俳句」でした。
これまで漢詩や現代詩については取り上げられてたので、やっと「短歌が来たか!」という感じです。
ここから見てない方のためのレポートと滝沢カレンのインスタをめっちゃ褒めるブログです。
★オープニングトーク
オウムさんから滝沢カレンに「俳句」と「短歌」に興味は?という質問
滝沢カレンの回答は「俳句」→「俳句が大好き! 習ったときからずっと大好き!」、「短歌」→「知らないです」という両極端な回答。
滝沢カレンのインスタでもよく俳句が詠まれてたり、バラエティ番組でも俳句を披露しているのは見たことがあったので、俳句大好きっていうのもうなずけます。
短歌の印象はさらに「長い」「難しい」という言葉がありました。滝沢カレンにとってもそうか〜。
ちなみに、滝沢カレンのインスタ投稿は「季節」に対するコメントがやたら多いので、俳句のネタになりそうな内容もいっぱいありますね。以下、滝沢カレンのインスタから絵文字以外原文ママで取り出した文章です。
夏(2017年が冷夏だったこと)について
「今年の夏はやる気がなかったのか夏なりに本気を出したいが出せない理由がある年だったのかは知りませんが、私たち人間は夏に気持ちを乗せすぎましたかね。人間と同じで上手くいかない年だってありますから、夏は来年の本気が見頃ですね」
梅雨について
「梅雨に入ったんだか入ってないんだかは知りませんが、曇り空一つで簡単に感情が変わってしまう人間たちに繊細に遠慮しつつも自然の掟を従い続ける空の住人たち…」
桜について
「ついに日本のイチオシ、喜び花である桜が目に見えてきましたね」
★本編
まず、短歌と俳句について説明する前に、同じ題材で短歌と俳句を作ってみようという実践がありました。
テーマは「海」
滝沢カレンの短歌「冬になり海のせつなさ感じさせ夏は主役で冬はこどくさ」
滝沢カレンの俳句「冬の海私の感情きざみこむ」
でした。
そして、「短歌は本当にわからない」「五七五でいいのに七七が余計」みたいなコメント。俳句は「リズムでいける」とのこと。
そのあと、金田一先生から短歌の解説がありました。
俵万智さんの「サラダ記念日」の「この味がいいね〜」の歌を紹介していて、滝沢カレンは「え?こんな感じにしていいんだ〜!」って言いながら笑顔になってました。(めっちゃ可愛い)
金田一先生から「このサラダはどんなサラダと思う?」「朝?昼?夜?」などの質問があったりして、短歌の特徴のまとめ
「書かれていない気持ちなどを表現するのに適している」
「時間の流れやストーリーを表現するのに適している」
「古典の和歌にも見られるように恋愛を詠むのに適している」
金田一先生の解説の後に、「短歌を今知った感じ」「さっきは五七五七七に当てはめなきゃ、というよくない気持ちでやってしまった」「今スッキリした」というコメントがあり、最後に「(自分の作品は)説明っぽくなっちゃった」と自作についても反省していたのが良かったですね。
(私自身が説明っぽい短歌を作りがちなので自戒を込めて)
俳句コーナーになると、滝沢カレンが「冬の海私の感情きざみこむ」という俳句を自分で解説していました。
・夏には海のことをみんなすごいぞすごいぞと言っているのに、冬になるとあんなにお世話になった海に誰も行かない
・冬の海=嫌われ者=孤独
・それを見たときに自分の感情が全て出る
という感じでした。
あとこれだけは絶対に言っておきたいんですが、滝沢カレンの文章は「過ぎ去ったもの」「注目を浴びなくなったもの」に対する眼差しを感じることが多々あります。
台風の後「さすが台風一過という言葉を空が知るかのようにとんでもなく突き抜けの空で」「こりゃ雲も行き場をなくしたんだか、邪魔っ子は退散だと振り戻すようです」
別の日にも、
「晴れの日が続きすぎ、雨の行き場を無くしてるんじゃないか」
というコメントがあります。滝沢カレンにとって今見えているのが青空であるのに、その前にちゃんと存在していた雲や雨のことを考えて言及しているのが良いですよね…。
このあたりは穂村弘さんの『はじめての短歌』に載っている又吉の「くす玉の残骸を片付ける人を見た」がなぜ良いか、みたいな話と通じるはずです。
あと、単純に「全方位に気が遣える」みたいな性格的なところもあって、
ゴールデンウィークに「今日は誰もが笑顔では収まりきらない爆笑の花金通り越し、GWを始めてる方もいらっしゃるんでしょうか?(違う方はお仕事頑張りましょう)」
クリスマスの投稿で、来年の目標を語り「ってまだ2017年がいる前で失礼ですよね」
みたいな、メインの何かに触れる時に、マイノリティのことも考える、みたいなとこも良いですよね…素晴らしい。
話は戻りまして、俳句の解説は
「柿食へば鐘が鳴るなり法隆寺」を引用され
・瞬間を切り取る写真のような表現をするのに適している
という特徴を解説されていました。
最後に「古池や蛙飛び込む水の音」の句を引用され、蛙の飛び込むような静かな音=静かだとわかる という解説がありました。
いや〜10分だけですが、非常に良い番組でしたね。
また、この番組のホームページでは「学習メモ」としてPDFが公開されています。この辺は普通に勉強に役立つものなので、学生の方は見ておきましょう。
来週は滝沢カレンの本を買いに東京に行きます。
いろんな意味で歌会も東京でやるので、関東のみなさまぜひきてくださいね。
いろんな意味で歌会告知と今後のイベントまとめ
Twitterでは告知していたのですが、来週2月3日(土)14時から東京の新宿のカラオケにて、「いろんな意味で歌会」をやります!
いろんな意味で歌会とは!
いろんな意味で歌会とは、カラオケ×歌会の超即詠企画!
他の人が歌っている間に、その曲から歌詞の単語を拾って詠むというものです。
ルールは本当にそれだけです。歌会は批評がメインですが、これは自分が詠まない単語を使う練習にもなりますし、自分が歌う曲の歌詞をみんなに聞いてもらえる機会にもなる良い企画です。
しかもカラオケでストレス発散もできる!というものです。あと、歌うの苦手!っていう方は「詠み専」でも大丈夫ですよ。
かなりゆるい会ですので、本当に週末にカラオケ行くついでに短歌も詠んじゃいます?!くらいのノリできてくださいね。
参加費 カラオケ代(昼料金 余裕を持って1500円くらいお持ちください。)
※できれば筆記用具をお持ちください。
参加したい方は
Twitter@nabelab00
メール nabelab00@gmail.com
など、なんらかの形で連絡ください。
また、今年は史上最高ペースでたくさんイベントがございます。
その他、参加したいものがあればどんどんお申し込みください。
【今後のイベントスケジュール】
2月3日(土)いろんな意味で歌会@東京(DM、メールにてお申し込みください)
2月18日(日)神戸書店さんぽ ※第2部は定員に達しました
3月4日(日)USJ吟行(DM、メールにてお申し込みください)
3月17日(土)和服でお茶とごい短歌
4月1日(日)ゲームマーケット 大阪出店
※過去の「いろんな意味で歌会」のレポート
新企画「和服でお茶とごい短歌」
こんばんは、なべとびすこです。
2月18日は「神戸書店散歩」 、
3月3日は「USJ吟行」という予定が決まっておりますが…
もうひとつ告知がございます。
「和服でお茶とごい短歌」
昭和町のボードゲームカフェの和室で、和服を着て、美味しい日本茶を飲んで、ごいたをして、短歌を詠む1日です。 日本文化をカジュアルに楽しむ素敵な1日を過ごしませんか?
※ごいた とは… 石川県能登町で100年以上愛されている伝統ゲームです。
※短歌 とは… 五七五七七のリズムを基本とした詩の一種です。
■当日の流れ
お気に入りの和服で集合!
短歌カードゲームの作者が教える短歌の基本!
最後に1日の感想を 短歌に込めて発表!
■参加条件
参加者は和服(着物だけでなく、浴衣、甚兵衛、作務衣、法被など、「和」っぽい服ならなんでもOK)を着てきてください。
会場には着物の着付けができる方もいるので、着付けを希望する方は申し込みフォームで「参加費(着付け付き)」を選択してください。
メールで着付け時間と持ち物等をご連絡します。 着付け代として、別途500円いただきます。(※和服はご自分でご用意ください)
お茶に合うお菓子の持ち込みも歓迎です!
■日時 2018年3月17日(土) 13:00〜17:00
■会場 デザート*スプーン 2階和スペース「saji」
御堂筋線 昭和町駅④番出口より徒歩5分 谷町線 文の里駅⑥番出口より徒歩8分
■参加費 1500円(日本茶付き)
※着付けを希望する方は別途500円。(※和服はご自分でご用意ください)
■申し込み方法
こちらのお申し込みフォームからお申し込みください。
■主催/お問い合わせ先
鍋ラボ なべとびすこ
メール nabelab00@gmail.com
Twitter@nabelab00
今回は能登ごいた保存会大阪支部員の方や、デザートスプーンの店長さん、日本茶インストラクターさんなど、たくさんの方とのコラボ企画となっております。
ごいた好きの方、日本茶好きの方、和服好きの方、短歌好きの方など、たくさんの方とお会いできるのを楽しみにしております。
ということで、2〜3月はイベントが目白押しです。そしてさらに!
4月1日(日)ゲームマーケット 神戸 に出店します!
短歌カードゲーム ミソヒトサジ〈定食〉だけでなく、新作ボードゲームも現在制作中です!
2018年は、大好きな歌人の木下龍也さんと岡野大嗣さんの共著が話題になったり、私が表紙デザインを手がけた宇野なずきさんの歌集がバズっていたりと、短歌界もますます盛り上がっていく気配がありますね。
私も2〜5月はしっかり活動していく予定ですので、ぜひお申し込みよろしくお願いします!
新企画「神戸書店さんぽ」
こんにちは。
前回のブログで告知したように、3月に「USJ吟行」というイベントがあります。
まだまだ参加者募集中です。
しかし、続いて新たな企画の発表です!
神戸書店さんぽ
神戸にある素敵な書店をみんなで巡ってみませんか?
第1部では、こだわりのお店で本を見たり、買ったり、休憩しながら本についてゆったりお話ししたりしましょう。
第2部では灘の書店、ワールドエンズガーデンで、皆で短歌カードゲーム「ミソヒトサジ」で、集まった皆で楽しく遊びましょう。
2018年2月18日(日)
■第1部 書店巡り
15:00 地下鉄大倉山駅改札前集合
→蚊帳文庫 →1003 →storage books →ワールドエンズガーデン
※1店舗25〜30分程度で自由に店内を回ります。
■第2部 交流会@ワールドエンズガーデン
19:00〜 ミソヒトサジ交流会
※5文字のカードと7文字のカードを組み合わせて、 誰でも短歌を作れる「短歌カードゲーム ミソヒトサジ」 をみんなで遊びます。
※申込フォームのチケット購入部分で、「第1部のみ参加/第2部のみ参加 /両方参加」のいずれかを選んでください。
※第2部から参加される方はワールドエンズガーデ ンに直接お越しください。 〒657-0836 兵庫県神戸市 灘区城内通5丁目6−8 (最寄り駅:JR「灘」、阪急「王子公園」)
■参加費
第1部 交通費、飲み物代、本を買うお金等は実費。
第2部 500円(飲み物付き)
申し込みフォームはこちらになります↓
神戸書店さんぽ 2018年2月18日(兵庫県) - こくちーずプロ(告知'sプロ)
ぜひご応募ください!よろしくお願いします!
新企画「USJ吟行」
あけましておめでとうございます。
ほんとうは去年やったことの振り返りとかもしたくてたまらないのですが、今回は新企画の告知をしたいと思います。
構想はだいぶ前からあったのですが、ようやく開催します!
大阪のユニバーサルスタジオジャパンで、アトラクションの待ち時間を利用して短歌を詠む会です。
USJのなかで気付いたこと、目に付いたもの、アトラクションに乗って思ったことなどなど…
いろんな気持ちを短歌という形にしましょう。
待ち時間を利用し、短歌を詠んで、発表しあい、互いにコメントを行います。
※それ以外は基本的にみんなでUSJを楽しむだけです。
3月4日(日)9:30 JR ユニバーサルシティ駅集合
閉園時間まで遊ぶか、その前に解散になるかは当日の体力と混み具合次第です。
遠方の方は途中離脱等もあるかと思うので、帰宅時間が決まっている方は事前にご連絡ください。
雨天決行
(※外のアトラクションがふつうに稼働するレベルであれば決行しますが、暴風雨の場合は検討し、中止の場合は早めにご連絡します。)
持ち物 筆記用具とお金
※イベント参加費は無料ですが、ユニバーサルスタジオジャパンへのチケット代、飲食費、お土産代等は実費です。
年間パスや格安チケット等をお持ちの方はご持参ください。
※雨天の場合はカッパ等をお持ちください
定員 8人程度
参加される方は、鍋ラボのTwitterアカウントのDM(@nabelab00)または、メール(nabelab00@gmail.com)宛に
USJ吟行参加希望の旨と、お名前(筆名)を記載の上、ご連絡ください。
普段短歌を詠んでいる方だけでなく、詠んでいないけど詠んでみたい!という方も、お気軽にご参加ください。
ちなみに、この日は遠方から
YUTRICKにも参加してくださった、たかはしりおこさんが来られます。
たかはしりおこさんに会いたい方も含め、たくさんのご応募お待ちしております!
短歌ワークショップネタ1「短歌DJ」
短歌を始めて4年目になりましたが、短歌のワークショップや短歌に軽く触れられるような遊びなんかを色んなところでやってきたので、これまでのネタを少しずつブログで紹介していこうと思います。
短歌のワークショップをやってみたい、アイスブレイクに短歌を取り入れたいという人は参考になるかもしれないので読んでみてください。
特に権利とかもないので、どんどん真似してもらっても大丈夫です!
でも、「短歌カードゲーム ミソヒトサジ」で遊ぶだけでもアイスブレイクになりますし、短歌のリズムも身について場も和むので、こちらもぜひ買ってみてください!
短歌ワークショップネタ1.
「短歌DJ」
<準備物>
歌集、短歌のフリーペーパーやZINEなど、たくさん短歌が載っている本をたくさん
(参加人数と同じ冊数は最低限必要)
①
じゃんけん、または希望者を募り、参加者から「リスナー」役を1人決めます。
残りはDJとなります。
②
リスナーは「ときめく歌」「怒っている歌」「夜に思い出したい歌」など、自分が読んでほしい短歌をリクエストします。
③
DJ役は用意している歌集を1冊手に取り、時間内に、リクエストに1番合う歌を選びます。
④
DJが全員準備できたら、それぞれ短歌を読み上げます。
全員が読み上げてから、改めてその歌を選んだ理由を説明します。
⑤
リスナーが一番気に入った短歌を選びます。
※勝敗を決めたくない方はこの部分を飛ばしてもOKです。
リスナー役を変えて、②〜⑤までの流れを何度か繰り返します。
(できればいろんな歌集を使ってもらう)
★メリット
・短歌を詠む、作ったものを発表するのが恥ずかしい人でも参加しやすい
・いろんな短歌があることを知ってもらえる
・(すでに短歌好きの方でも)すでに知っている歌集のなかの良い歌を改めて発見できる
「短歌を詠む(作る)」ワークショップは色々あると思いますが、「作ったものを発表するのは恥ずかしい」などの理由で、発表したくない方ももちろんいます。
そういう人に、短歌を詠ませるのではなく、「読む」方の面白さに少しだけ触れられるような遊び方です。
もしかしたら、気に入った歌が見つかって、歌集を手に取るきっかけになるかもしれません。ぜひ試してみてください!
★おまけ
短歌DJにオススメの本
普通に好きな歌集を持っていくのも良いですが、色んな歌人の色んな歌が乗っているような形式のものが何冊かあると良いかもしれません。
『短歌ください』シリーズ
また、穂村弘さんの『はじめての短歌』や枡野浩一さんの『かんたん短歌の作り方』のようないわゆる「短歌の入門書」の中にもたくさんの歌が出てきますし、解説がすぐ近くにあるので、慣れていない人のために用意していても良いかもしれません。
さらに、
フリーペーパー「うたらば」
短歌なZINE「うたつかい」
などもいいですね。
また、自分の告知で申し訳ありませんが、YUTRICKの「YUTRICK展 作品集」もたくさんの平成生まれの歌人の歌が載っています。(通販で購入可能)
とは言いつつ、とにかく短歌に関係する本が何冊かあれば充分です。
短歌が好きな人同士で気軽に楽しんでみても良いと思います。ぜひ。
この秋の活動報告
これまで自主企画というか、自分がやりたいことを自分でやる、という形が多かったのですが、この秋は依頼という形で、これまでやってなかったこともできた気がします。
1.
母校の甲南大学書籍部(TSUTAYA BOOKSTORE 甲南大学学友会館)の詩歌の棚の選書を一部担当しました。
私は卒業して社会人になってから短歌を始めたので、恥ずかしながら大学時代は書籍部の詩歌の棚を見た覚えがありません(すみません…)
でも、もし自分が今大学生で、その棚の前を通った時、ちょっと気になって手にとってしまうような本を中心に、自分が大学時代に読みたかった本を選びました。
歌集や入門書だけでなく、短歌に少しでも関係する本ということで、歌人の書いたエッセイ等もお願いしました。
一部取り寄せができなかった本もありますが、私が大好きな本が今、詩歌の棚に並んでいます。
『桜前線開花宣言』や『君を嫌いな奴はクズだよ』のようなインパクトのある表紙に引っかかって足を止める人もいるかもしれないし、
『サイレンと犀』や『食器と食パンとペン』の装丁に惹かれる人も、
又吉直樹やせきしろ、穂村弘、という作家名に反応する人もいるかもしれません。(穂村さんは歌人ですが、私は穂村さんを知ってからエッセイばかり読んでいて歌集を長らく読まなかったので、そういう人も想定しています)
また、特に好きな本には推薦のコメントもつけさせてもらいました。
そして、棚にはミソヒトサジも置いていただき、プレイ用のものまで設置していただいています。
私はいつか本屋さんになりたいと長らく公言してきましたが、夢がちょっとだけかなったような気分です。
ぜひ、甲南大学に行く際は一度立ち寄ってみてください。
2.
宇野なずきさんの歌集の表紙デザインを担当しました。
ゆとり世代×短歌企画、YUTRICKにも参加していただいている宇野なずきさんの歌集の表紙のデザインを担当しました。
宇野さんの希望に添えたのかはわかりませんが、自分なりにいろんなパターンを出した中で選んでもらいました。
歌集の発売まではもう少しですが、YUTRICKでは宇野なずきさんの歌集発売を祝して企画を行います。
こちらもぜひご注目ください。
3.「即興小説バトル キョウト・オファー・ターム」に出場しました。
即興小説バトルに関しては以前ブログでも紹介しましたが、改めて説明すると、
横林大々さん考案の「リレー形式でつづられる、2分30秒のライティングノベルバトル」です。
そんな即興小説バトル、私はこれまでチャット形式、ワークショップ形式は体験していたのですが、バトルという形では初めてでした。
しかもこの大会は公募制ではなく、主催の横林さんが選りすぐった方が選ばれるもので、正直言って、かなり濃いメンツでした。
短歌界からは私だけだったこともあり、他の方をあまり存じ上げていなかったのですが、Twitterで一方的にフォローしていてファンだった、あかごひねひねさんも参加者だったり、同じくTwitterで一方的にフォローしていてファンだった、ひつじのあゆみさんが審査員だったりと、非常に豪華な内容でした。
チャット形式やワークショップの時は全然緊張しなかったのに、本番前は完全に緊張していて、久々に体が震えました。(比喩ではなく物理的に震えていました)
しかも「気色の悪い感触が残る」「童話」でお題が「アルバイト」。
童話とアルバイトも相性が悪いし、気色の悪い感触が残る童話というのも相性が悪いような、難しい内容でした。
結果は一回戦で負けてしまったのですが、対戦相手の九鬼そねみさんがすごすぎて、結果が出る前から「負けたわ」って思ったし、負けたけど、二人で作った話としてすごく気に入っていて、「力を出し切れなかった」とか、「自分の中では勝ってた」みたいなダサい言い訳をしなくてよかったのが本当に救いです…。
また、審査員のひらたいさんから、話としてはとてもよかったと言われたことや、ひつじのあゆみさんからディティール部分を褒められたのは非常に救いでした。
敗者同士であと一戦、勝敗をつけない状態で書く、というのもあったのですが、こちらは完全にアカン感じだったのであまり触れないでおきます。
大規模な即興小説バトルはしばらくお休みということですが、次回また是非参加したいと思います。
楽しい企画に呼んでもらえて光栄です。
ということで、なべとびすこは常に依頼をお待ちしております。
コラボ依頼とか、なんか一緒にやりましょう、みたいなことを言われたいです。ワークショップやって!とかも言われたいです。
基本的に「誘ってばかりの人」なので、誘われたいです。なんなら調子に乗って、取材とかも受けたいです。
基本的になんでもやってみたいので、是非依頼お願いします。無茶な内容は一部交渉するかもしれませんが、一回言ってみてください。
メールアドレス
nabelab00★gmail.com(★を@に変えてください)
までよろしくお願いします。